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第1回 投球フォーム指導コース


”KIRISHIMA P&C Lab”は、KIRISHIMA Performance & Cnoditioningの略語で、職域の垣根を越えて、地域のスポーツ障害「0」を目指し、結束した集団です。

 

第一回は、宮崎県の活動から地域スポーツの取組みを考える研修会を開催いたしました。

第二・三回は、ボート競技選手の身体的特徴と障害との関連を考える研究会を開催しました。

そして今回の第四回(H29.2/3)は、地域の野球選手に対し「競技力の向上と身体機能のつながり」について研究会を開催いたしました。

多様化するスポーツの中で、野球人口の減少と投球障害が問題となってきています。

そこで年間を通して、「投げる・走る・打つ・柔軟性」における体の仕組みと、必要な機能面でのコンディショニングの方法を地域の方々と共有してきました。

 

今回は、国分体育館にて30名弱のやる気みなぎる中高生と共に投球障害予防教室を開催いたしました。

テーマは、投球に伴う肩肘障害の早期発見と予防および投球フォームを機能的側面を考える。

 

肩肘の早期発見には、今村総合病院から肩肘専門医であります前田和彦Drと診療放射線技師のお三方をお招きし、Drによる講演と当院技師と共に超音波エコーとスクリーニングを行いました。

結果としてMCLの腫脹を認める所見が多く、障害の予防に役立てると共に機能面との関りについて考えていきました。

 

機能的側面では、実際にボールを投げてのフォーム分析から始め、足圧分布と機能評価を行いました。

半年間の時間を要して完成に至ったBaseball Conditioning Bookは、機能的側面から考えるフォームの解説とそれに必要な筋力や柔軟性のcheckを記入し点数化を図り、フォームとの関連性と優劣を明確にする内容にしました。

更に点数に応じたトレーニングやストレッチ方法を解説し、次回測定までの意識付けを行っております。

今回は、この本を使用しcheckの点数とフォーム分析および重心動揺計による足圧分布を基に整合性を図り、個別の指導を行っていきました。

感想としては、点数化によって問題点の明確化が図れたことにより、すべき目標と改善点への意識が高まったように感じました。更に個別指導を導入し、疎通しやすい環境作りも緊張の緩和と理解度および集中力の向上につながったと考えております。

 

今回の結果に収まることなく継続性と計画性をもって、機能checkの点数変化とフォームとの関連性を観察していきたいと考えております。

 

今回参加してくださった皆様、前田Drを始めとする今村総合病院スタッフの方々、当院同志およびBaseball Conditioning Bookの制作を快諾して頂いた病院長に対し、深く御礼申し上げます。(橘木)