最新情報

当院に通院される皆様に 新型コロナウイルスについて

当院に通院される皆様に 新型コロナウイルスについて

霧島整形外科病院 院長 井㞍幸成

危惧されていた鹿児島県内、霧島地区でのCOVID-19による市中感染、クラスターの発生は報告されず、緊急事態宣言が解除されました。

我が国のPCR検査での感染者数は17日現在、4126人、死亡者累計数は744人とされています。感染している人の確率は0.000034%です。しかしそのほとんどは入院・隔離されていますので、市中でCOVID-19ウイルスを多量に排出している人と接触する可能性は極めて低いと思われます。

PCR陽性で発見され無症状である感染者がおり、他の人への感染拡大の懸念があるとの指摘があります。PCRは偽陽性も偽陰性もあります。私見ですが、PCR検査陽性で隔離された無症状者の中に非患者が沢山含まれており、本当の患者と混同されていたのではと疑問を持っています。しかし本当の患者数は不明で、PCR検査陽性で定義される感染者数も実際の10~20倍かもしれないとも言われています。従って、今私たちが参考にできる確かな数字は死亡者数のみです。

    東洋経済オンラインより

この値を見ると、4月中旬からは横ばいです。すなわち、四月の後半からは実際の患者数が増大していないことが推察されます。ですから、鹿児島においては患者がほとんど発生していないと判断できます。

当初このウイルスが人工的なものであるとか、致死率が極めて高い可能性があるという指摘があり、当院でも特に慎重に対応してまいりましたが、現時点では日本での感染率や死亡率も極めて低いことが分かってきました。世界的に爆発的広がりを見せたこのウイルスと人類は共存していくしかありません。従って、最終的には集団免疫を獲得し、さらに新しい変異を起こす次の新型に対応していくことになります。

COVID-19は肺炎を起こし重症化すると考えられていますが、肺炎になる前に、鼻腔や咽頭などの上気道にウイルスが侵入します。この時点で治癒させることが最も合理的です。いま日本の私たちにできることは、こまめに手洗い・うがいをし、咳エチケットを守ること、適切な運動や規則正しい生活、ストレス解消をしていわゆる風邪に罹りにくい日常を送ることです。

また、現時点で霧島地区にほとんど存在しないこのウイルスを過度に恐れないことも重要です。この観点から、今回の緊急事態宣言解除を受けて

  1. 入院患者さんの面会禁止の解除
  2. 外来患者さんの体温測定の終了
  3. 外来物理療法の再開
  4. プール教室・ヘルスケア教室の再開

を決めました。今後、第3波が生じ再度自粛を行わなければならない状況の場合は、逆戻りもありますが、皆様のご理解とご協力を頂ければ幸いです。

令和2年5月19日