最新情報

新型コロナウイルスについて⑧

R2.10.21. 霧島整形外科病院院長  井㞍幸成

新型コロナウイルスに世界中が混乱しました。我が国も3月ごろからPCR陽性者が増え、有名人の死亡などの繰り返される報道により国民は恐怖のパニックへと陥りました。実際には、日本人には死亡者は少なく、例年のインフルエンザ等による肺炎による死亡者数も激減しましたが、一向にこれらの客観的な報道はなく、むしろいじめによる自殺者が次々と続き、経済的にも打撃を受け続けています。今もみんなはマスクをしています。PCRという疾患の確定診断に適さない検査方法を金科玉条のごとく振りかざし、世界中に恐怖と憎しみを広げました。

しかしどのように煽っても、致死性・感染性が低くなったこのウイルスは集団免疫が獲得された日本社会で猛威を振るうことはできません。いずれ終息キャンペーンが始まりマスク・PCRパニックは終了すると思います。そして、PCR陽性者を感染者として扱ってきた人々は、何食わぬ顔をしていじめで傷ついた人々を忘れていくと思います。

今日本に生きる私たちは、偏っていない情報を自由に自分で判断して精神的に自立していると信じていると思います。本当でしょうか?

私たちの先祖は、490万年前にチンパンジーと分岐し、20万年前にアフリカにすんでいた女性のミトコンドリアDNAを受け継いだのち、デニソワ人やネアンデルタール人と交雑を繰り返しながら、移住と拡散を繰り返し、ユーラシア大陸を東進しました。激しい生存競争があったと思われます。その後、縄文時代と言われる太古には狩猟生活を行い、弥生時代には大陸からの移民を受け入れました(参考:最新DNA研究が解き明かす。日本人の誕生。斎藤成也編、秀和システム、2020)。一昨日下稗田遺跡の紀元前150年の地層からすずりの破片が発見されました。これを見ると、弥生飛鳥時代はまだまだ分からないことばかりですが、教科書的には日本列島は8世紀ごろヤマト朝廷による統一をうけ(この時南九州の大隅・阿多隼人の制圧、神話による情報操作、分割と統治という現代の世界各地でみられる支配手法がなされてきたことは、先日の当院記念講演会での中村明蔵先生の講演でも語られました)、独立した島国としての歴史の中に生きてきました。開国に伴い封建制が崩壊しました。世界は、産業革命後ヨーロッパ人が富と権力を独占し、有色人種に対し力による現状変更・世界の制圧を行いました。わが国もその金融政策・軍事政策の中に取り込まれ、いわゆる西洋化を国民一致の正義として推し進めました。その後国力を付けた我が国は、第一次世界大戦後パリ講和会議国際連盟委員会で人種的差別撤廃提案を主張しましたが、米国により拒否され白人列強との戦争に突入しました。インドネシア、マレーシア、インドシナ、フィリピン、インドなどは150年近い植民地被支配からを次々と解放されましたが、米国の圧倒的な力の前に我が国は屈服し占領を受けました。朝日新聞をはじめとする戦前のマスコミは、戦争目的に鬼畜米英・国民総蹶起などと煽り続けたましたが、現在は、新型コロナウイルスの恐怖を煽り続けています。NHKも同様です。日本においても、世界においてもヒトの歴史の中で様々な情報操作が行われてきました。現在も当然同じことが続けられています(参考:失われた報道の自由、マークR.レヴィン著、日経BP, 2020)。

こんな社会の中で、生き続けている我々は、本当に目が開いている存在なのでしょうか?現在の私たちだけが覚醒していて、過去の私たちは愚鈍だったのでしょうか。

長い歴史の中で、本当は地球という惑星の歴史から考えれば、まさに瞬きするほどの瞬間に、ヒト社会が拡大し生存競争が激化し、その中であらん限りの情報操作が行われ、我々は大衆心理を掴まれ誘導され、付和雷同しているのではないでしょうか? 権謀術数・弱肉強食の国際社会の中で、精神病理満載の大衆を形成しているヒトツに過ぎないのではないでしょうか。

地球の未来は人間の思惑とは無関係に展開していくものです。新型コロナウイルスの恐怖(日本社会はすでに集団免疫を獲得している)、地球温暖化の洗脳(現在は間氷期、氷河期に向かっている)、戦争へ掻き立てる他国への憎悪(今は嫌韓嫌中、以前は鬼畜米英)、これらすべてに巻き込まれないことこそ、私たち日本人一人一人がすることではないでしょうか。

最近私は、NHKや新聞を見ないように生活を変えました。近所の農家の人に教えられ稲作の手伝いをしたり、霧島の山に登り、錦江湾で釣りを楽しむ生活を始めました。与えられた手仕事を一生懸命こなし、子供たちの将来を祈って毎日を過ごして行きたいと思っています。