R7.11.5 SWJ2025 学会参加報告
2025年10月30日~11月1日に幕張メッセで開催されたSpine Week Japan 2025に、オペ室看護師3名とともに参加しました。今年は低侵襲脊椎外科学会、側彎症学会、インストゥルメンテーション学会を含む6学会の合同開催となり、多分野の最新知見を一度に学ぶことができた大変有意義な学会でした。
近年、脊椎外科ではデジタル化と低侵襲化が加速しており、ELIFやUBEなど新しい低侵襲手術には大きな可能性を感じました。安全性と有効性を確認しながら、導入を検討したいと思います。また、VR・ロボティクス支援手術や高精度ナビゲーション技術などの進歩も目覚ましく、脊椎医療全体の急速な発展を実感しました。最新の知見を吸収しつつ、今後も知識と技術のアップデートを続けていきます。
本学会で特に印象深かったのは、脊椎変形手術においてAIが術前画像を解析し、術式を提案する技術が既に実用化段階にあることでした。AIの提案と自身のプランを照合しながら術式を検討することで、今後の矯正手術の精度向上に寄与すると感じました。
今回得た学びを日々の診療に活かし、地域の皆さまに「より安全に、より身体に優しい手術」を提供できるよう、これからも研鑽を続けてまいります。
