ドイツ研修 最終日 ~Freiburgの奇跡~
ドイツでの研修も最終日となりました。
朝一から伺い、受付の方も笑顔で迎えてくださります。いつも快く受け入れてくれるKEIDL BADのみなさんに感謝です。
今日は朝一からハーフナーさんの陸上治療の見学をさせてもらうことができました!すごくお忙しい方なので、私達に時間を作ってくださってとてもありがたいです。
患者さんは片麻痺の方で、生活も全て電動車椅子。お仕事も本屋さんで働いていて、座る時間も長いためか、腰から麻痺側の脚や肩に痛みがあるとのこと。痛みが強く、少し抑えただけで痛みが走るようです。治療はすごくソフトに進めています。治療方法としてはトリガーポイントで行なっているとのことでした。終わってからは、私達にもトリガーポイントのレクチャーまで、、、患者役は看護師の澁谷さん。彼女は一週間前から腰痛があり、今回の研修中も痛みと闘いながら水中運動を経験。治療方法の説明を受けながら、痛みのポイントを確認していきます。10分程度の治療終了。まさか、まさか、しゃがむことも出来なかったはずが治療前より軽やかに動けている⁉︎(驚)
ハーフナー先生、勉強になります!!
その後は、澁谷さんの腰も良好になったところで、水中治療の見学も再開。
水中運動では、当院でもいらっしゃる腰の固定術後の方が治療を受けていました。
問題は、腰背部の硬さと痛み。女性のPTスタッフが、水中での筋リリースや可動域訓練の方法を教えながら進めてくれました。また、運動開始は術後2ヶ月から行なっていたようです。比較的早期から水中運動が開始できることも確認できました。
幾つかの質問もでき、今回初めてだった増田PTもいい刺激になったとのことでした。
明日は帰国です。
帰ってからプールスタッフと治療方法や介入頻度を再検討して霧島の地域の方々へ、スタッフへ還元していきたいと思います。
毎年、受け入れてくださるKEIDL BADの皆様、当院の院長先生はじめ、研修中にフォローしてくださっている病院スタッフの皆様、本当にありがとうございました。(下村)