R6.9.14-15 第12回日本運動器理学療法学会学術集会参加
令和6年9月14日~15日
今回、第12回日本運動器理学療法学会学術集会に座長として参加しました。全国規模の座長は初めてで大変緊張しましたが、無事終えることができました。
担当のセッションでは、慢性疼痛のリエゾン治療の半年後の治療成績、椎間板ヘルニア術後の中枢性感作を合併した症例に対する理学療法の効果について、側弯手術術後の長椎体間固定後の仙腸関節痛に対する理学療法の介入の効果について、腰椎椎間板ヘルニア症例に対する運動と生活指導による介入の効果について、外来腰痛患者に対する運動指導の取り組みについて、でした。どの報告も真摯に患者さんに向き合う姿勢がよく伝わる内容で、自分自身大変勉強となりました。また他の病院の理学療法士の先生たちと意見交換をすることは刺激になりました。
今回は久しぶりの学会参加ということもあり当院で多い脊椎疾患に関する口述発表やポスターセッションを見て回りました。お世話になった、えにわ病院の宮城島先生や会津医療センターの遠藤先生など皆様の発表する姿を拝見して闘魂を注入されました。
また京都大学の市橋先生の筋を科学するという講演では、筋肉について現在わかっていることを運動学や生理学の視点で講演頂き大変勉強となりました。エコーを用いた筋肉の質についての研究は理学療法士の運動指導の内容を変えていくかも知れないと思い、今後の報告が楽しみになりました。
学会全体を通して、参加者は若い理学療法士が多く、活気のある学会で若さをもらった2日間でした。改めて理学療法の楽しさと奥深さを感じることができ、明日からの臨床をまた頑張っていきたいと思いました。
出張の間リハ部を支えてくれたスタッフと快く送り出してくださった井尻院長に心より感謝申し上げます。(PT宮﨑)