10-11日目
気が付けば、もう渡米して2週間以上も経ってしましました。
週末から週明けにかけて、NYは大変寒くなっています。最低気温は0℃を切り、最高気温は10℃にも届きません…季節が変わってきてますね、大嫌いな冬に向かって…涙
さて、今週からはまたリハ科に戻って診察の見学の再開です。何度見ても神経伝導速度の検査は難解です、と言いますか、私の勉強不足です。Dr. Feinbergにここの神経の障害ですか?と聞くと、違うよ~・・・(英語で説明)・・・・・だよ! いつも完全に木っ端みじんにされながら頑張ってます。
解剖の本をこんなに真剣に見たのは初めて、というくらいじっと眺めながら検査を見学します。
どこの神経をなんのために検査しているのか、出てきている波形はどうなのか、結局障害はあるのか、などなど臨床症状と見比べながら、自分で推論しながら検査しているのは興味深いです。
ぱっと見、手根管症候群の人をこの患者さんと、前の患者さんと何が違いますか~なんて質問されるともう汗が止まりませんね。解剖の知識のなさに赤面です。タブレットが手放せません…
一見理学療法と関係なさそうですが、原因となる神経が絞扼されていたり、圧迫されたりしている場所や、障害されている程度を把握することは、適切な症状の説明と、患者さんからの納得、そして何よりよりよい理学療法につながる重要なことだと改めて思う、ちょうど研修開始し丸二週間たった今日でした。
次は、Dr. Feinbergをはっとさせられるよう頑張ります!