14日目(今週のまとめ) from NY
理学療法士の宮崎です。
研修も始まり、早3週間過ぎました。
本来ならば、あと1週間でしたが、Dr.FeinbergとDr. Kirschnerのご厚意で、1か月の延長を許していただきました。
本当にありがとうございます!(これは当院スタッフが見ると怒られそうですが…汗 どうぞお許しください…)
残念ながら、Depaetment of Rehabilitationは見学できませんが、、、
さて今週は、上肢と下肢の神経伝導速度の見学と、頸椎・腰椎疾患の診察、そしてブロック注射の見学を行いました。
診察と評価により、しっかり神経性か筋原性か確認します。
多くは理学療法での経過確認を、痛みが強い場合で筋原性の場合はトリガーポイント注射を、神経根や椎間関節性の場合はブロック注射を選択します。痛みの程度を聞いて、お薬についても調整されているようです。関節痛の場合は関節注射を行いますが、その際は超音波をみながらガイド下にて注射しているのが印象的です。関節液の貯留が確認できます。
診察による結果と治療がしっかりとリンクしており、またそれを理学療法士もしっかり共有できており大変システマチックに治療が行われていることが素晴らしいな感じます。
帰国したらしっかりとスタッフのみんなで共有したいなと感じました。
勉強します~!
さて、金曜日の夜は、Dr. Feinbergに何やらパーティーにご招待頂きました。食べたい放題、飲みたい放題だから、好きにしていいから!と、最近やつれているように見えているせいか、うまいもんをく言わしてやろうというご配慮です(涙) やつれてないんです!やせたんです、ダイエットで!
ただ、先生には念を入れて、「必ずジャケットを持って来いよ!」と言われました。いやな予感…
さて、到着すると、案の定大変立派な会場です…ドレスコードの皆様がたくさんご来場さんこられています。田舎育ちの、田んぼすきの私には少し刺激的です…
いや、本当にゴージャス、ゴージャスなんです、すべてが。おそらく、こんなパーティーにはもう二度と来ないでしょう。皆さん余裕たっぷり、貫禄たっぷり楽しそうに社交場を楽しまれてます。
実は今日は、HSS主催のAnnual Autumn Benefit 2015 のパーティーでした。
聞けば、HSSで、レジテンスやフェローの研修を受けた方が一同に会する、いわば同窓会のようなパーティーでした。その中でHSSで優秀な研究をされた方、指導員として貢献された方、優れた臨床技術を持っている方が表彰されていました。
大変多くの人が集まっており、全米、多くの国より来られていらっしゃるようでした。良い雰囲気で大変盛況、いるだけで楽しい会です。HSSは1863年に設立されて、全米で最も古い整形外科としての長い歴史を誇ります。多くの医師だけでなく、看護師、その他のコメディカルも輩出してきたことかと思います。丁度、開業1年目の当院として、大変刺激を受けました。
おいしいシャンパンに、ワイン、お肉を頂き、完全に酔っ払いです…
お酒の勢いで聞いちゃえ~ということで、Dr. FeinbergになぜこのようにHSSが発展できたのかを尋ねました。すると「分からない!ごめんね。」と言われあと、すこし考えて頭を指さされ「Visionary,」 胸をたたいて「this!」とおっしゃってました。つまり「先見性」と「情熱」、それが必要であることがわかりました。リハ室の本棚にあるインドの眼科の医師とその病院について書かれている黄色のカバーの本を思い出しました。帰国したら朝の勉強会は、その本の朗読会にしましょうかね。
また、今回の研修に先立ち、Faxを送ったり、手紙を送っていた、Dr. James F. Wyssにもついにコンタクトがとれました・・・涙
お隣に座れせて頂き、ありがたいお話を私に分かるようにゆっくりとしてくださいました。その話はまた今度書きたいと思います。
大変、大変、勉強になりましたし、何より当院の向かう方向が正しい方向へ向かっていることを感じました。皆さま、本当にお優しい…涙
来週からも頑張ります!
さて、先週は10月17日に当院の1周年、そして本日24日(日本時間は10月25日)は、1周年の記念パーティーでした。たくさん来賓の方にビデオ越しでしたがご挨拶でき本当に感動したとともに、直接お話し出来なかったことを残念に思いました…本当に皆さまありがとうございました!そして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
またまた気が引き締まった一日でした。
以下はパーティー会場です。まずは1階で簡単に皆さまシャンパンやワインを片手にたくさんお話しされています。その後2階へ移動し、写真のような会場で表彰式と懇談がございました。さすがNY!帰りは千鳥足の宮崎でした~
*個人が特定できませんよう、ぼかしてあります