研修開始(1日目)
朝は寒いです.マフラー,手袋,ニット帽は欠かせず,5℃程度(まだ暖かいほうだそうです)。
研修となるオイゲンカイデルバート!!
トラム,バスを乗り継ぎ30分。フライブルグ郊外でフランスとの国境と隣接する地区にあり,多くの利用者が毎日来られます.(平日は,地元の方,土日は観光客も多くなるそうです)。
利用者は,保険適応の患者,一般的に来場される方と様々です。
病院ではなく,療養施設のような感じでDr.やPTも在籍。水治療法以外にマッサージ,理学療法も実施しているようです.そちらも見学できればと考えています.
施設長のMike MunchさんもPTだそうです.
女医のmed. Harro Bockmannさん等にも挨拶を済ませ,治療プールに。
最初は,集団療法に参加させて頂き,水中での全身運動をはじめ,部位毎の体操など時間帯によって様々な事が実施されています.
徐々に個別療法も実施され,肩関節痛,挙上困難を主訴に来られた患者や片麻痺,先天性脳性麻痺の治療を見学。水温は33℃!(やや暖かい感じ)
水の効力を利用して,リラクセーションを図りながら,筋緊張コントロール,浮力を用いての関節可動性拡大を促し全身から各々の部位の治療を実施していました.
実際に治療の一部を患者に実施させて頂き,見様見真似で実施しながらも,少しずつアドバイスを頂きながら,患者さんにも”good”と言って頂きました。
大きな問題が語学です.
少しは”英語”は聞き取れるだろうと勉強してきたものの,ここはドイツ!!
スタッフ,患者,利用者の一部の方しか英語を話す人がおらす苦戦。
ニュアンスは似ているものの,正直分からないことが多いです.
須藤教授の通訳がなければ大変です.
独語も勉強しながら,見て覚える,体験して覚える事を中心にやっていき多くの事を持ち帰るようにしたいと思います。