5・6日目 その2
続きです。
リハビリ室は、狭いですが、患者さんたちはあちこちに皆さんピラティスマットを引いて自主練習を始めます。根付いてますね、エクササイズ!そして貪欲です、これは何にいいんだ、これしたら痛くなったんだけど、これもしていい?などなど。理学療法が浸透してますね!
Spine Therapy Centerですので、腰痛や頸部痛、肩関節痛が多いようですが、各自アプローチは似たような感じになっています。きっとベースになる知識と技術が統一されている感じです。その点を質問すると、そんなことはないよ~患者に合わせてやってるよ~とのことでしたが。
さてよく聞かれたのですが、日本は何年でPTになるんだ?とよく聞かれました、その後はどんなコースがあるんだとも聞かれました。みなさん、色々なコースがあるそうで、ピラティスコースや、マニュアルセラピーコース、研究者コース、指導者コースなどなど、詳細はよくわかりませんでしたが、PTの後ろに色々と肩書があって、それがそのコースを取得したものだそうです。HSSではきちんとラダーシステムも確立しているようです。興味深いですね!
またここではAM7:00~PM7:00までリハビリ室が開いています!どんなに働いてるんだ~!と思いきや、朝はとがら~んとしたリハ室、朝はニューヨーカーの皆さん、あまりリハビリに来ないみたいですね(笑) AM11:00をすぎるとスタッフがわらわらと出社してきて、患者さんたちがたくさんあふれてきます。夕方以降に患者さんが多くなるようで、昼前出勤の方が多いそうです。
けどあれ?みんないつご飯食べるの?
よくみてると、患者さんに自主トレさせてるときに、スタッフ室でパンをがぶり、戻ってリハビリが終わって次の人の前に、ガブリ、昼休みない!人によっては30分程度とってますが、食べたらすぐにPCにむかってカチャカチャ、忙しいんですね皆さん。
それにはわけがありました。大体リハビリは予約制です。その予約は実は、セラピストが電話やメールでとっています!そりゃ大変だ!いいところは融通がきく点や、患者さんからの質問もでき双方向でのやり取りがでるそうです。自主トレメニューなんかもメールで送ることが多いそうです。メールができない人には、プリントアウトしたプリントを渡してました。
取り組みとしては大変面白いですね!また設置してあるパソコンには、自主運動メニューがたくさん入っているらしく、すぐに運動指導の紙が出せるようにもなっていました。この辺も学ぶ価値がありますね~
実はこのSpine Therapy Centerは決して立地がよろしくなく、公共交通機関でのアクセスがしにくいそうです。なので有効な手段なんですね~
勉強になった2日間でした!