R5.12.24 令和5年度霧島姶良地区野球検診
R5.12.24 令和5年度霧島姶良地区野球検診
令和5年12月24日に霧島姶良地区の野球検診を行いました。本年度で3回目の野球検診となり、今年は鎌田建設さんの体育館をお借りして、59名の小中学生が参加してくれました。また、鹿児島大学整形外科教授の谷口先生をはじめ、5名の先生にお越し頂きました。講演会では、鹿児島大学整形外科医師の上釜先生より「メディカルチェックの重要性」をテーマに講演を頂きました。講演では、当日の検診の流れや野球肘の病態についてわかりやすく説明を頂き、こども達も真剣にお話を聞かれている姿が印象的でした。当院からは、理学療法士の新留さんが「野球肘にならない為に今すべきこと」をテーマに講演を行いました。自分自身の怪我の経験を踏まえた話やトレーニング、ストレッチの重要性についてお話を頂き、こども達も自分自身に置き換えて考えることができ、とてもよい講演会になりました。
検診では、エコー検査やメディカルチェックを行い、本年度からはメディシンボール投げや片脚立ち幅跳びなどのフィジカルチェックも行いました。検診後は検査結果の説明やセルフチェック方法、ストレッチ指導を行い、選手達も自分の体の状態を知る機会になったのではないかと思います。中には2次検診が必要な選手も1割程度いることがわかり、その選手へのフォローも今後行なっていきたいと思います。
本年度で3回目の野球検診となりましたが、今後も野球検診の重要性を地域の野球に関わる人達に呼びかけ、こども達が長く、楽しく野球ができるように活動を行なっていきたいと思います。
今回、野球検診の開催にあたって、ご協力頂きました多くのスタッフに感謝申し上げます。
田丸