R7.11.27-28　医療マネジメント学会　参加報告

医療マネージメント学会に参加して

2025年11月27日～28日の二日間別府国際コンベンションセンターB-C anPLAZAで日本医療マネジメント学会第22回九州・山口連合大会が開催されました。看護部を代表して病棟看護師高田が『術後の創部観察を医師から看護師に委譲後の看護師の意識と行動変化の実態調査』のテーマで発表しました座長からは医師、看護師、患者にとって良い取り組みであることを評価されました。

他の施設から『口腔ケア用品選定チャートを用いた口腔ケア用品充足のための取り組み』や『患者の支援につながる多職種リハビリカンファレンスの検討』、『骨粗鬆症患者への運動指導ー日常生活における習慣化を目指した取り組み』等当院でも参考になる発表を聞きました。

ランチョンセミナーでは『チーム運営を成功させる２つの視点ー目標達成に向けて一丸となれるチームの創り方ー』のテーマで人材戦略コンサルタントの高崎氏による講演での学びが印象に残りました。リーダー・主任・メンバー間でのすれ違いから抜け出して大きな目標を効果的、効率的に実現できるチームになるための〈２つの視点〉いわゆる[仕組み]と[気持ち]を意識した組織の運営方法について学べました。そこに活用する(ティーチングとコーチング)は次年度の看護師教育計画に繋げていきたいと考えます。

看護部は昨年から院内だけでなく院外発表にも挑戦しています。学会に参加した発表者、共同研究者から、他施設の研究からの学びや自施設の取り組みの発信や共有は今後の看護の視野が広げられるいい経験だったとの感想でした。大分別府は温泉♨県で、駅の周辺に200円で入れる温泉が沢山ありました。今回は時間的余裕がなく入れませんでしたが、居酒屋で新鮮なお魚を頂きながら看護について、熱く語り合えた事もいい思い出になりました。

ありがとうございました。

休萬 康代