Performance & Conditioning Laboratory

国体延期。悔しさと新たな決意

来る9月に開催予定であった鹿児島国体はコロナウイルス感染拡大防止の為、やむなく大会の延期が決定しました。

延期が正式決定されるまでの不透明な日々は、選手一同モチベーションを保つのに精一杯でした。なかなか集まって練習できない中でも、メンバー間で連絡を取り合い、それぞれが練習に工夫を凝らし支え合ってここまできました。
それだけに今回の延期には未練が残ります。

各地方予選を勝ち抜いた猛者だけが集う、「国体」というハイレベルな緊張感の中で漕ぎたかった…。

家族や仲間、地元の方々など大切な人にたくさん見てもらいたかった…。

1000mの中で繰り広げられる艇の駆け引きや、チームワークが織り成すオール捌き。力強くて繊細なボート競技の魅力を生で感じてもらいたかった…。

思えば、思うほど、悔しさが募ります。
涙を流す選手もいました。

県内では現在もコロナウイルスの感染が拡大しつつあります。手洗い・うがいの励行や三密の回避など最大限の感染対策を行いながら、今できることを1つずつ積み重ねていきたいと思います。

いつか、また、選手・スタッフ全員で最高の景色を見るために。(小林)