Performance & Conditioning Laboratory

投球指導②

6月21日
今日は、練習試合の観戦にやって参りました。
主たる目的は、これまでに行なってきたトレーニングの成果と新たな課題を見つける事でした。
現在の課題は、身体の開きにあります。
これまでの研究で、開きには2種類のタイプがあることが分かってきました。
骨盤が開く選手は、
軸脚の股関節機能が大きく関与し、
体幹の開く選手は、
ステップ脚の股関節が上手く力を伝達できていないことがわかってきました。
また開きは、肘下がりの原因となることもわかってきました。
そこで、これまで下半身の回旋を中心としたトレーニングを行ってきました。
選手たちは、頑張ってトレーニングしてくれましたが、自分の甘さと協調性の難しさを体感する1日となりました。
これからは、
狭い考えに捉われず、森を見て木を育てられるようもっともっと臨床を積んで行きたいと思います。
コロナショックでどうなるかわかりませんが、選手の変化と実感を共感できたこの状況に感謝しつつ、試合後指導に邁進いたしました。
感謝感謝。(橘木、田丸)