Performance & Conditioning Laboratory

投球指導①

6月18日

昨年のP&Cの活動を通して、今年から鹿児島実業高等学校の野球部にフィードバックをさせて頂く機会を頂き、今回で4回目の訪問となります。

P &Cの活動にて、投球動作において体幹の開きには軸脚の股関節機能が大きく関与していることが分かり、股関節の使い方を伝えてきました。選手たちは日々指導されたトレーニングをこなし、身体的にも変化がみられ、また投球フォームも変化している選手が多くみられました。今日は、1年生も練習に参加しており、私は一年生を中心に投球動作時の股関節の使い方を伝えてきました。選手一人一人フォームが違うなか、股関節が上手く使えるようになる選手や使えない選手もおり、投球動作の複雑さを改めて痛感しました。トレーニングはもちろん必要なのですが、股関節を上手く使えない原因を力学的に追求出来るよう、先輩の方にアドバイスを頂きながら今後も努力してきたいと思います。

練習を間近で見させて頂き、コロナウィルスの影響があるなか、監督さん方の熱意や選手のやる気に自分自身も刺激を受ける日となりました。また、監督やコーチの方々の現場での指導を直接お聞きし、新鮮で学ぶことも多くありました。現場での体験を今後のP &Cの活動に活かし、邁進して行きたいと思います。(田丸)