Performance & Conditioning Laboratory

投球指導④

今年、コロナウイルスの影響で甲子園の開催が中止になりましたが、7月中旬より鹿児島県大会が独自開催を予定しています。

これまでのPCの研究の結果では、骨盤が開く選手は、軸脚の股関節機能が大きく関与し、体幹の開く選手は、ステップ脚の股関節が上手く力を伝達できていないことがわかってきました。また開きは、肘下がりの原因となることもわかってきました。

これらのPCの活動で得た知識を基に練習に参加し、実際に選手のコンディショニングを行いました。

今回練習参加時に、痛みを訴える選手は多くありませんでしたが、股関節や胸椎の硬さがある選手が目立ちました。その為、股関節、胸椎のストレッチング指導、股関節から上肢への協調性のトレーニングを実施しました。

大会が近い中選手がベストな状態で試合に臨めるように、今後も選手のコンディショニング、障害予防に努めて参ります。(新留)