Performance & Conditioning Laboratory

第20回投球フォーム指導コース

今回で20回目となったコースは、中高生ピッチャー10名の参加をいただきました。

今年から対象をピッチャーに絞り、現在60名なりました。

その分析で見えてきた事ととして、
開きの起きている選手は、
股関節の働きが低下していることがわかりました。

一つは、柔軟性と筋力です。
SLR.HBDは、柔軟性の一つの指標とされていますが、開いている選手は、さらに股関節内旋可動域も減少していました。
また、興味深いことに股関節内旋、内転、伸展の筋力も同様に低下していました。

投球フォームの分析を加速度計と動画にて検証したところ、コッキング期の骨盤前傾、股関節屈曲、内旋が不十分であることがわかりました。

我々が行なっているLSTという動作評価を加速度計と動画、数値にて解析したところ、やはり同じく股関節機能の低下と数値の低下が認められました。

改めて、投球動作における股関節の重要性が再認識され、現在これまでのデータをまとめ、現場指導に生かしています。

少しでも質の高い情報を提供し、少しでも多くの投球障害を減らせることができるように頑張っていきます。

投球フォーム指導コースは、
毎月土曜日、参加料300円にて行なっております。

興味のある方は、
日程調整等行いますので、
リハビリテーション部タチバナキまでご連絡ください。