Performance & Conditioning Laboratory

鹿児島国体に向けた取り組み

今年、2020年は鹿児島国体が開催される年であり、私が携わっているボート競技は9月17日から輝北町での開催を予定しています。
国体期間中は大会会場に、当院のオフィシャルトレーナーを中心とした霧島整形外科トレーナーブースを設置し、ボート競技選手らのサポートを行う予定です。そのため現在当院ではボート競技に携わるトレーナーの育成に力を入れています。

鹿児島国体に向けた取り組みとして、まずはボート競技に日頃から携わっているスタッフが中心となり、院内での講習会を実施しました。

・第1回 ボート競技とは
・第2回 障害・予防について
・第3回 ボート選手の評価

計3回の講習会を行い、まずはボート競技がどんなスポーツなのか、基本的な部分から始まり競技特性や選手の評価に関してなど、専門的な知識をメンバーで共有しました。この講習会で初めてボート競技に関わるスタッフも競技のイメージができたのではないかと思います。

講習会を終え次に必要なのは現場での経験です。練習や合宿等に参加し、実際に選手のコンディショニングを行いました。

今年の1月には大会も帯同し、熊本県の菊池市で開催されたウィンターズカップに当院から6名の理学療法士がトレーナーとして参加し選手らのコンディショニングを行いました。
会場は班蛇口湖ボート場、11日に予選が行われ12日に準決勝・決勝が行われました。大会当日は厳しい寒さとなりましたが、寒さを吹き飛ばすような白熱したレースを選手らが見せてくれました。

 


【大会結果】
少年男子(舵手付きクォドルプル):3位
成年女子(舵手付きクォドルプル):1位

成年女子では当院の理学療法士である小林明日香選手が乗艇し見事1位を獲得しました。小林選手おつかれさまでした。今後も活躍を期待しています。

大会帯同を終えて、初めて大会に参加するスタッフもいましたが実際の現場での活動を行うことで、ボート競技に関する理解が深まったと思います。


今後も月に2回程度、練習や合宿に参加し現場での経験を積む予定です。鹿児島国体当日に向けて、トレーナー間の連携を深めていきたいと思います。(藤崎)