Performance & Conditioning Laboratory

2020年の漕ぎ納め

12/28~29
川内川にて2020年の漕ぎ納めをして来ました!

1日目、漕ぎが短くなってると客観的なアドバイスを受けました。 なぜ短くなっているのか、、、?
自分の身体の感覚と擦り合わせます。

「骨盤が後傾してしまって、身体重心がずっと後方に残っているから、キャッチで前に出れてない気がします。でも骨盤を前傾させようと思ってもなんだかハムストが邪魔して出づらくて。足の背屈角度と高さが高すぎるんでしょうか?足の位置が前にありすぎなのでしょうか?調整して次漕いでみます。」

なんて、PTらしく仮説を立て艇を調整し再度乗艇。ボートも日々の臨床と同じ「評価→仮説→検証→再評価」試行錯誤の繰り返しです。角度低くし、足の位置を少し手前に調整した後は前に出やすくなり漕ぎの長さも少し長くなりました。

まだまだ経験則が多いボート競技に、根拠のある効率的なRowing form を取り入れて行けるよう、来年はデータの収集や研究にも力をいれていきたいと感じました。

今年はコロナウイルスによって鹿児島国体が延期となり、非常に悔しい思いをした1年でした。この悔しさを忘れず来年も頑張っていきたいと思います。(小林)