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全国大会出場決定!!

祝!全国大会出場決定!!

今回、理学療法士の橘木および藤崎が、トレーナーとして活動しております鹿児島県のボート競技大会についてご報告させて頂きます。

11月4・5日に熊本県菊池市班蛇口湖ボートコースにて全国高等学校選抜大会(以下新人戦)九州大会が、開催されました。

鹿児島県からは、総勢11クルーが参加し、5クルーが決勝へと進出しました。天候も悪く、大荒れの中、男子シングルスカルに宮内君(鹿屋高校)が3位、男子舵手付クォドプルに鹿屋工業高校が2位に入り全国大会の切符を手にしました。

舵手付クォドプルは、各県選手を集め強化にあたる為、大変レベルの高い種目の一つです。鹿児島県は、例年男子舵手付クォドプルでの本選出場を逃し、10年以上成し遂げられていないのが、現状でした。

出場権を獲得した2クルーは、かごしま国体に向けての弾みとなり、全国大会でも大暴れできるよう懸命に頑張っています。

 

今回男子舵手付クォドプルの快挙を称えインタビューをもらってきました。

COX:西山 1番:郷原 2番:竹永 3番:山下 4番:佐藤 監督:岡山

 

Q.どのような努力が、全国大会に結び付いたと考えますか?

西山)先輩方の普段の練習の努力が結びついた

郷原)長時間動き続けるトレーニングとストレッチを欠かさずやってきた

竹永)ただ練習するのではなく、目的意識をもって取り組んできた

山下)最高のパフォーマンスを引き出すために声を掛けあった

佐藤)応援されるチームをテーマに日常生活も大切にしてきた

監督)大きく2点
【恩返しは,結果の前に日頃から】
今年のチームは,「応援されるチーム」を掲げている。
相手に失礼のない姿や学校で学ぶに値する生活に努めた。
【決勝で最高のパフォーマンスができるような体の準備】
後半でもスピードが落ちしないように心肺機能と筋持久力を強化した点
あくまでも決勝のレースを意識してトレーニングを行った

 

Q.試合内容はどうでしたか?

西山)普段の練習のおかげで蛇行も少なく、声もしっかり出すことが出来た

郷原)中盤以降相手を突き放す自分たちのレースプランが実行できてよかった

竹永)練習で取り組んできた中盤以降の強さを活かすことが出来た

山下)中盤で1cmでも差をつける理想の漕ぎが出来た

佐藤)練習してきたことは出せた。スパートに掛けてスピードを上げきることが出来なかった

監督)予選・準決勝と優勝した熊本のチームと対戦した。
10秒という大差をつけられてゴールしたが決勝では,6秒差と少しつめることができた
「決勝で最高のパフォーマンスをする」
という誓いを果たすことができたと思う。

 

Q.意気込みと課題

西山)発声や後半の掛け声など課題にして頑張りたい

郷原)1日1日の練習が勝負となるので、メンバーと助け合い練習に取り組んでいきたい

竹永)強みを出せるように、心肺機能と筋力を挙げていきたい。日々の生活を大切にしたい

山下)1日を大切にし、応援されるチームになれるよう日頃から努力していきたい

佐藤)結果に満足せず、ブレードワーク・筋持久力・追い上げれるメンタルを成長したい

監督)優勝した熊本のチームを越える必要があると考えている。
課題は,3つ
・1ストローク(1回の漕ぎ)で艇を動かす長さと速さの改善
・ラストスパートでのスピードアップ
・姿即心:学び続け,滾る人生の追求

 

微力ながら橘木と藤崎は、彼らの可能性を信じ共にトレーナーとして活動しています。

中でも竹永君は、中学時代に左右半月板を手術し、鹿屋工業ボート部に入部しました。以来1年以上毎週リハビリに通いながらプレーを続けてきました。片道二時間の道のりにご家族の負担も大きく大変ご苦労されたことともいます。今では副キャプテンとして活躍している彼の姿を見るのがすごく楽しみとなっております。

 

霧島整形外科の代表として、これからも出来る限りサポートしていきたいと考えております。

全国選抜、県総体、国体と暴れていきましょう!!(藤崎,橘木)